春の特別企画

いつも通りだぜ!! 国道418号 2003年春

年に一度の418詣で、無事終了。



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〔page 1〕県道68号線、県道412号線を国道418号線武並橋まで
〔page 2〕武並橋から県道を迂回して再び国道418号線湯谷橋へ
〔page 3〕湯谷橋より二股隧道へ
〔page 4〕…
〔page 5〕…



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愛の国道418号劇場 はじまり、はじまり。

ぱちぱちぱちぱち\(^o^)/

私は、もう我慢できなくなり、助手席のシゲさんの股間に手を伸ばし(×)、じゃなくて、「写真を撮りながらゆっくり進まさせてもらう」ことをお願いした。正直に言って、私が写真を撮りながらの速度は相当遅い

ただ、私としてはシゲさんが飽きてしまうのではないかと言うことが心配だった・・・。が、結果として、その写真を撮りながらゆっくり進む姿はシゲさんにとって奇妙で面白い物だったようだ。

『だからマニアだって言ったでしょう! いや、絶対にマニア (シゲさん)』

「いいえ、決してそんなことはありませんよ〜! (私)」

車中、そんな会話をはずませながら(会話なのか?)進む。


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たーせる号は往く。
新緑の若葉が美しく、また針葉樹とのコントラストが彩りを添える。

そしてまた、丸山ダム湖の喩えようのない色が、我々が418号に来ていることを証明するかのように。



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ここで水辺まで近づける

1分ほど行くと、右に湖岸へ降りる道を分ける。道と言っても、このところで、水辺まで行けるのだ。ちょっとバーベキューとか出来るような感じの場所である。ちなみにここを過ぎると水辺まで行ける箇所は無い。

丸山ダム湖ではモーターボートをする人たちがいるようであり、そのような人たちはここで水辺まで行っているようだ。

なお、地形図で言うと、この右付近にはかつて神社やお寺があったようである。ただ、それらしき石垣、すなわち人工物が建っていたような形跡はある物の、かなり自然に還ってしまっている。




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そのまま進めば、進行右手には園地として整備されていたであろう箇所が広がる。なにしろ、立派な柵だけが生き証人となっている状態だ。


■2000年5月当時の写真
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かろうじて踏み跡をたどれる
■2001年9月当時の写真
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まむちゃん、うにょうにょ



園地を過ぎれば私たちを出迎えるシンボルツリー

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全く意識していなかったのだが、いざ帰ってきてみて今までの画像を見比べていたら、結構同じような位置で撮っていることに気づく。ここでも何回か画像を撮っていた。しかもこの木を撮ろうという意図はなかったと思う。


■2000年2月当時の写真
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初めての地を訪れる物に対してなんとも冷めた感じのする




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が、すでに葉桜となってしまった

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■2001年3月当時の写真
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まだ桜には早い
■2001年5月当時の写真
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5月の終わりにはここまで緑が濃くなる



ゲート(下立集落)の跡

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作業小屋 画像右手に下のゲート跡がある

湯谷橋からこの辺りまで。その昔、下立という集落があったところ。神社やお寺の跡があるというのはそのためだ。人家も建っていた。しかし、今となってはどれも自然に還っている。そんな沿道を走り、桜並木を越えたところで右カーブ正面に少し広くなって、作業小屋が建っているところがある。ここには今も人が出入りしている。

ここが、集落があった頃の通行止め入口だったようだ。


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ここには、2本の白いポールの残骸があり、そこにかつて何かの看板が付いていたことを物語っている。そしてまた、2本のシマシマポールがチェーンゲートの跡であったのだろう。右の画像ではその片隅で通行止め標識が朽ちていっているのが見える。


■2000年2月当時の写真
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今は横になっている通行止め標識がポールに立てかけてあった
■2000年5月当時の写真
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■2001年3月当時の写真
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このときの訪問時より、チェーンゲートのポールの後ろに
「落石注意」という看板が置かれている。


2000年夏に台風その他でかなりの打撃を受けたのだ。
その修繕も入り、そうした看板が置かれた。
■2001年9月当時の写真
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この訪問時には、道路維持作業中の看板が立っていた

たしかにこの道路にも最低限の通行が
出来るように維持補修がされているのだ。





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下立ゲートの先


さぁ、ここからが本領発揮! と何度言うことになるだろうか?
あまり、いまいち、パッとしない。確かに恐いと言えば恐いが、それだけなのだ。シゲさんも、『ふ〜ん、そぉ』みたいな言葉しか還って来なくなくなる。いつしか、車中の話題も道から離れ始めている。

小雪舞う中、一人で来てみなさいって! 絶対恐いから。


1分と経たないうちに、ポールが路肩に並ぶ区間が現れる

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■2000年2月当時の写真
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一番最初に訪れた画像である

画像中央付近にある、
右斜めに倒れかけている白い枯れ木が
お分かり頂けるだろうか?


この倒木に注目していただきたい。
■2001年3月当時の写真
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およそ一年後に訪れたときの物である。

画像中央付近には・・・。

やっぱり倒木が見えるのが分かる。
■2001年5月当時の写真
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かなり狭い画角のために分かり難いが、
かすかに草の影にポールが見えているのと、
やはり倒木らしき物も見える。


しかし、たった4月からすれば1ヶ月ぐらいだが、
草木に繁茂されて、かなり印象の異なる道路となる。



そして、今回訪れた画像をもう一度掲載しようではないか!


さぁ、画像中央やや右より。

白い倒木はあるかな?


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今回(2003年春)訪れた画像


かれこれ3年。

引っかかっているのか、ただの倒木かは分からない。

しかし、その姿に変わりは無いようである。





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転じて、横の丸山ダム湖は何時にも増して不気味な色で佇む

■2001年3月当時の写真
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■2001年5月当時の写真
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3つの画像はほぼ同地点からの撮影である。
というのもダム湖沿いでも断崖絶壁の区間よりも
木々が鬱そうとしている区間が多いのだ。


とくに前半は顕著である。すると湖が見渡せる
区間というのは自ずと決まってしまうのだ。


湖というのはいろいろな顔を持っていることがわかる。




左に岩の断崖、右はちょぼちょぼと草木が生えているだけの路肩。
その先には湖が広がる。何かこの長閑な雰囲気が好きだ。


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この箇所は、進行右手に鬱そうとしていた木々が無くなり、湖が広がると同時に進行左手は岩肌が垂直に切り立っていると言うことで撮影ポイントになるような気がする。


■2001年5月当時の写真
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ほぼ同じ箇所での撮影だが、湖がかすかにしか写ってない

草が繁茂するとまた印象が違う

山のみどりと青空と雲とのコントラストが印象的である
■2001年9月当時の写真
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このときは車を入れて撮っていたりした

相対的な道路幅が分かる




また、再び進行右手は鬱蒼とした木々に阻まれる

と、同時に切り通し状になっているようだ。

見通しの悪い左カーブであるが、カーブミラーなど無い。

こうしてみると、幅員はそれなりにある。ここでなら余裕で離合が可能だ。

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すぐにまた、右側が開け始める。そうすると米沢橋。




米沢橋を過ぎて、418号の道標と

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確かに418号なのだ!

米沢橋という小さな橋(草が繁茂していれば存在すら分かり難い)を越えると右カーブをしている。米沢橋から60mぐらいのところに道標がある。少しかけているが418号と文字が見える。道標と言えば、通称ジャンプ台(後述)の地点が有名だが、ここにもある。


と、こうして見るといかにも絵になる(ならんならん)ような画像であるが、実際はこの画像はどのようにして作られたのだろうか?

ここで、同行したシゲさんトシピロさんの撮られた多数の画像を使用させていただいて、その解明をしようと思う。すなわち管理人の奇妙な行動を解明しようではないか。



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上の画像を撮っているの図

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そして、その奇妙な姿(手前の管理人)を撮ることに
快感を覚えているシゲさん(奥)

言われるまでもなく、確かに・・・

あやしい!!

あなたが、何もなく418号を走っていてこの光景を見たら・・・!

それは、変質者。おかしな人、それ以外の何者でもないかも知れない。


やっぱりマニアか・・・。言われても仕方ないか・・・。

最近では鉄活動を復活、しかも写真活動を開始した。
それは俄マニアそのものの姿であることに気づく。


バスの乗務員としてマニアは嫌いであるが、
自分がそれをしていることに違和感を覚え始めた。


高校、少しゆずって学生時代までならば、許されたかも知れないが、
年齢を考え、いま私の姿で俄マニアをしている姿は、
世間の人々に嫌がられているマニアそのものである。


自分の中でそこに大きく矛盾が存在している。





米沢橋を過ぎれば二股隧道まですぐそこである


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やっほ〜、二股隧道 シゲさんとたーせる号


そんなこんなで二股隧道に着いた!

湯谷橋を出発して、約20分が経過。




つづく・・・

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2003/05/31作成