2004年5月29日
JRおおみや鉄道ふれあいフェア
JR東日本大宮工場・JR貨物大宮車両所 公開




田端操で休むEF58とEF80





また、大嘘だ。でも、これら2両が現役中、顔を並べたことはあっただろう。

EF5889。田端運転所で仕業検査中?、火を噴いてそのまま現役引退をしてしまった。

お召し機のEF5861と同様、茶色塗装とされて奇跡の復活を果たした機関車だ。そう、本来は遙か昔国鉄末期にて廃車される運命にあったのだ。一度は解体線に並んで解体待ちをしていたのだ。

宇都宮区のEF58が終焉を迎える頃、最後の全検入場機はEF58109になる予定だった。そして誰もがそう信じていた。
その109号機が”全検のため”大宮工場に入場したのち、その姿を見た者はいない。

解体線の89が美しい茶色塗装となって、出場してきたのだった。

一度は奇跡の復活を果たした89であるが、もう2度と本線を走行することはなくなってしまった。しかし、往年の青色に美しく塗装されて大宮工場にて大事に保管されていることを思えば幸せといえるかもしれない。

EF58はもう1両青大将色のがあったはずだが、今回は展示されてなかった。



 
渋い横顔


形式記号と日立の銘



 
ブレーキシリンダと元ダメにもきちんと標記

EF80は常磐線で活躍した交直流機。これはEF81に発展して廃車されている。本来の交直流機の色といえるローズピンクに美しく塗装されている。
現在のEF81はその色がなぜか交流機のような色となってしまっている。










ED17

もともと甲府市内の公園で保存されていたのだが、ご多分に漏れずボロボロとなっていたようだ。どういう経緯があったか大宮工場が引き取りまた整備し直された。表記類が無いのは致し方ないが、鉄道工場で保存されることになり、なによりだ。ちなみにこのED17より改造された、ED18が飯田線で現役である。ただもうかなりご老体で保守整備に相当苦労しているとか・・・。











ED16

晩年は立川区に籍を置き南武線、青梅線の貨物列車の任に当たっていたのは記憶に新しいところ。トップナンバーは青梅鉄道公園に保存されているが、塗装の美しさ、標記類などからいって、こちらのほうがはるかに美しい。今にも走りだしそうだ。




これぞ旧型電機の風格ばっちし

 
旧型電機や旧型国電のように真っ茶色だと露出決定に苦しむ



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