★特別企画★(あの幻がもう一度見たい・・・自転車に乗っていこう!・・・時には引き返すのもダ・イ・ジ)

国道121号線 大峠凾嶺越
《喜多方側旧道 その4》

大峠略図4



とにかく画像を多くした。そして出来る限り文章の記述をさけた。これは画像から得る情報を高めるねらいがある。正直申せば、あまりに巨大なプロジェクトにしたために、作る前から気負けをしてしまったと言うこともある。そこで詳述はさける。画像を多く、また大きめ画像へのリンクも出来る限り多くすることで対処した。

略図は見難いと言うのが、自分でも思う感想である。しかし、面倒くさがりやで、想像力の弱い小生にとって、これ以上の画像を短期間中に提供する力が無いのである。見難いのは承知の上であるが何卒ご了承頂ければ幸いと願うところである。

○に数字が書かれている。それは、おおまかに○の地点を写した画像が数字であることを示している。逆に画像の下には「(38)」と言うような感じで数字が書かれていると思う。それは、その数字の箇所が略図中の数字と同一であることを示す。
そして特記がない限り、画像は進行方向、つまりある地点より峠方面を写している

これらをふまえた上で、これから先の画像を見ていただければ、より大峠を知ることが出来るのではないかと粗末ながら思うところである。


根小屋への分岐を分けた後の道


大峠の登竜門、秋の姿
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特筆すべきことと言えば、前回(00年7月)に来たときの工事看板が全て消えていると言うこと。いつも通りのおとなしい、通行止めオンパレードだけになっている。

これは、工事が終わったと言うことであろうか。期待に胸弾む。


2番目のヘアピン秋の姿
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工事箇所にも変化がある。ガードロープが備え付けられている。


路面に落ち葉が溜まる

落ち葉が溜まり通る車が少ないことを物語っている。しかし、この落ち葉の上には轍が残り、つい最近も人が入っていることを示している。


ヘアピンオンパレード秋の姿


まだ紅葉には早い山並み


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送電線に併走する


大曲の大ヘアピンを望む(秋の姿)


大曲の法面大崩落箇所の先には、「土砂流出防備保安林」の標柱が立つ。保安林であるからには、手入れを行うはずであろう。

するとこの道は通れなくてならないわけである。


紅葉が美しい


(38)


(39)


(40)ここ辺りからしばらくは樹林の中
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(41)
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(41)付近から見える風景
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(42)


(43)突き当たりに畑がある
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(43)地点から峠方面
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うんざりするヘアピンを繰り返して、大曲の崩落箇所を越えると傾斜が緩やかになると言うのか、低木、草木の囲いが出来てあまり眺望の聞かない道路となる。それをこえてしばらくすると、進行方向左手には画像のような立派な樹林帯が現れてくる。突然、並木のように現れる姿は結構壮観だ。進行右手は相変わらず笹とかが茂っている。

そして、地図にもあるとおり平坦地を進む穏やかな高原道路の様相を見せてくる。

そのうち、直角カーブの突き当たり箇所は、どこかの私有地らしく畑作が行われていた。


(43)画像では見難いが中央付近の
ロープ囲いの中は畑になっていた。
まだ耕作中のようである。


(43)道路の反対側も畑作地のよう


(44)広幅員の直線路が続く
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(45)おそらく神社への分岐


(45)公団造林地の看板

地形図を見ていただくと分かるが、平坦地の直線区間の真ん中に神社が書かれている。おそらくその神社への道であろうと思う。進入すると、左のような看板が立っていた。やはり現在も林業が行われている土地のようである。この獣道はかなり距離が長く、しばらく歩いてみたが神社(祠)らしき物が見あたらなかったので引き返した。そのうちまた時間があるときに来てみたい。


(45)地点から峠方面


(46)登山道?の分岐
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冬用の玄関であろうか?

(46)地点では、地形図には大沼、小桧沢を経て日中ひざわ湖へと至る山道が描かれている。その道は車1車線分ほどのダートだ。
そして、地図には一軒の小屋が描かれている。実際に行ってみたらそれは、東北電力の山小屋だった。つまりこの大峠を越える2つの幹線送電線を管理、保守し、巡視する際の基地であろう。

やはりこの大峠旧道は、電力会社の送電線巡視に大きく関わっているわけである。ここから先は徒歩で尾根を越えるのではないだろうか。そういえば、送電線沿いの峠の頂上付近には、山小屋のような物が見えた。おそらく何カ所か山小屋があり、これらの送電線の巡視を行っていると思われる。なにより気になるのは、この小屋には2階にも玄関が設けられているのだ。つまり、ここは深い雪に閉ざされる冬の間もやはり巡視を行っているのだろうか。当然と言えば、当然か。特に冬の方が雪でワイヤーがのびたりとやっかいこの上ないはずだ。通年を通して監視活動をしているのであろう。

業務に当たられている方にただただご苦労様と言いたい。

普段何気なく、そして無くてはならない電気であるが、この電気が毎日絶えることなく送電される影には多くの苦労が隠れていることに、いつでもいい、ふと思ってみることが大切なのではないかと似合いもせず思ってみたりするのだ。


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Copyright (C) 2000 H.Yamashita
2000/11/02 作成