国道421号線 石榑峠
《三重県大安町〜滋賀県永源寺町》
国道421号線でドライブ♪わくわく、どきどき…。だってさぁ、ちょ〜有名だもん。
R418を知るはるか前から知っていたのに、
最初にR418に行ってしまったから、それはも〜大変。だって、ちょっとやそっとの道路では
驚かない”からだ”になってしまたの。
→国道421号線。私は車の免許を取る前からネットサーフィンというもので、日本各地の峠や道路に興味を持ち始めていた。何しろ、出身が”鉄道まにや”であるから、容易にその興味の対象として受け入れることが出来たのである。
今から4,5年ぐらい前…、当時まだいまほど道路関係のサイトというのはできていなかった。数は少なかったが内容の濃さは特筆すべきものがあったのではないだろうか。今となっては当時のサイトはどこも老舗といわれているところばかりであることからもわかる。
やはり私も「峠と旅」を毎日、毎日、見ていた人間の一人だ。ここははずせない。その他、「石榑峠に行こう」や「峠の国道実走研究」、「知多の国から'99」などをディスプレイに穴があくほど見ていた。すでにこのころに通行不能区間や、いわゆる酷険道と呼ばれる道路、峠、旧道を走ることを趣味とする下地が出来たのかも知れない。
そんな中で地図でふと見つけてしまった、国道418号、笠置ダム〜丸山ダム間。一般車通行困難。なに?これは。当時で418関連のサイトは「マニアニッポン」などあまり無かった。おまけに私が常に見ていたサイトでは触れられていなかったのである。そして、その418のサイトを見つけたのも、行って帰ってきたあとである。あまりに強烈だったから調べてみたのだ。逆に言えば、それまでまったく知らなかったのである。
さて、国道421号線に話を戻そう。たしかにずっと気になっていた。とても行ってみたかった。けど、三重県というのがひっかかる。東京からするとちょっと遠い。おまけに一度名古屋の中心を通らなければならないのが私にはつらかった。おのずと足は遠ざかってしまったのだ。だが、そんなことを言っていてもらちが明かない。行くと決め手さっさと行ってしまった方が良さそうだ。2001年9月。もうR418を5回ぐらい走ったあとであることと、多くの情報を知ってしまったあとであるが、ついに作戦は決行されたのである。 |
三重県桑名市からR421をほぼトレース
しながらアプローチすることにした!
普通の市街地の2車線国道という感じである。まぁどこの酷道と呼ばれている道路もたいがい同じような感じだ。確かに石榑峠まではまだまだ距離が長いし、市街地をはさんでいるので仕方ない。ただし、そこはやはり421号線。トレースするのがちょっとややこしい。まぁ右左折が多いのだ。
しかし仕方ないだろう。主要地方道である三重県道9号線の方がトレースに難しいのではないかと言うぐらい右左折が多いからだ。実際に走ってないので、標識等が整備されていないかは分からないが。
員弁町の”警察署東”交差点を左折する。ついに、421は石榑峠に向けて一本道となる。 |
警察署東交差点手前の標識直進は県道5号線。左折すると近江八幡と出ている。
標識の下の方に、「
国道421号線石榑峠 幅員狭小2t車以上通行不能」とある。
いよいよ胸の鼓動は高まり始める。
この道路を知ってから時間がかかりすぎたかも知れない。
さらにこの道路は非常に数多くのサイトで
触れられている、有名な道路である。
警察署東交差点を左折して、3,4kmぐらい走ると、
国道306号線との”石榑北”交差点が現れる。
石榑北交差点手前の標識この標識にも、「
国道421号線石榑峠 幅員狭小2t車以上通行不能」がついている。
この交差点を過ぎるといよいよ、国道421号線一本道だけとなる。もう石榑峠まで交差する道路(国道県道)はなくなる。
もうすでにここに来るまでに大きく交通量は減少している。この先に進む交通量はさらに減少する。
ちょうど、ここに道幅が広い部分があった。桑名市内で調達した弁当を食べることにした。時間は15時を軽く過ぎている。 |
”石榑北”交差点を越えるとすぐに、通行規制の標識と
距離標識、道路掲示板がたっている。
通行規制の標識距離標識と電光掲示板永源寺まで29km。いよいよ石榑峠への上りにかかるわけだ。
ただ、宇賀渓のキャンプ場までは、5,6km
人家や田畑が広がるとてものどかな道路が続く。
宇賀渓までは、2車線路の快走路が続くセンターラインは破線だ。
途中、ガードレールには三重県の国道421号シールが貼ってあるおにぎりタイプならさらに言うこと無しである。
宇賀川沿いに軽い上り勾配が始まる。
すると、沿道には木が生い茂りいよいよだ。
そんな人家も無くなってきた頃に再び
2t車以上通行不能の標識と、雨量規制標識がたつ。
雨量規制の標識が路肩に立つ 通行規制の標識 / 雨量規制の標識石榑北交差点から10分も走ると、宇賀渓キャンプ場への分岐がある。
右に曲がる”歓迎”というところがキャンプ場方面である。
左に道なりに進むのが、国道421号線。
まだ、2車線路が続いているのが分かる。
宇賀渓の入口すぐのところに国道標識があった1,2分ぐらい走り国民宿舎を過ぎたところでついに石榑峠区間の始まりとなった。
ここから、冬季閉鎖されるのだろう。ゲートが横を向いている。
手前にある、道路表示板には「大型車通行不能」と出ている。
ここが通行止めのゲート石榑峠の始まりだ!
路肩には冬季通行止めの看板が準備してあった(笑)このゲート地点を過ぎると、道の雰囲気が変わってきた。
路肩の草木が道路に向かい、センターラインは消えている。
まだ、幅員はかろうじて確保されている。
道の雰囲気は大きく変わった 何度目であろうか? またもや通行規制の標識。今度は車幅2.0mとうたっているそういえば、今までの規制標識は2t車以上であり、
車幅のことはうたってないような気がするような…。この通行規制の標識を過ぎたら、ついに道幅は1車線となった。
離合はふくらみでないと手厳しい。
うねうねくねくねと進む421号
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