酷道探訪 国道417号線
《旧徳山村をしのびつつ冠山峠を目指す》
温見峠をゆく、国道157号線は根尾西谷川の左岸をひたすらすすむ道路であった。その温見とついにして言われることの多い冠山峠をゆく、国道417号線はというと、揖斐川の右岸をひたすらすすむ。
道の雰囲気、空気が温見峠をゆく国道157号線に似ているように感じるのは気のせいだろうか。ただ、違うと言えば川の反対岸を進んでいると言うこと。
道幅はというと、やはり離合は場所を選ばないと不可能な1車線路。ガードレールはほとんどない。ただ、ダム工事車両の通行に合わせたかのように随所随所に広めの待避所があるのが良い。また工事の詰め所も多くある。
そんなこんなして国道417号線区間の末端まで行く。もちろん、冠山峠へは林道経由でいけるわけである。 |
工事に合わせて作られたような待避所自販機がある。工事関係者向けだろう。なにしろ住人はいないのだから。
1車線の断崖の道右手は鬱蒼とした崖、左手は揖斐川。
工事詰め所工事詰め所などがあるため、電話線、中部電力配電線は通っている。
ダムのためとはいえ…水没道路を走るからこのような光景なのだろう。
ダムのそこに沈むのだから仕方ないのだろう。
国道は左端待避所となった砂利の場所にオフ軍団が停止揖斐川の流れをすぐ目の前に。
車が止まっているところあの前に大きな岩が川の中州に鎮座しているのだ。
沿道の風景ガードレールはない元々無いのか、ダム工事で撤去されたのか・・・。
道はますます狭くなるまわりは草に覆われている感じで鬱そうした雰囲気ではない
工事詰め所の前で、T字路となる標識が国道の行き先を示す。
仮設の待避所もとは、アスファルト部分しかなかったのであろう。
厳重な柵に囲まれた火薬保管庫発破作業する際の火薬を保管しているようだ。
おや、進行右手の空き地は…なんと、古代の住居跡?揖斐川の清流先ほどの工事詰め所を過ぎると木々が鬱そうとしてくる道幅は狭く離合は困難。このような感じで塚林道接続部(国道末端)まで続く。
そんなことしていたら、前車のバックランプ点灯!対向車があったようだ対向車をやり過ごして1分ほどしたら…
”この先は林道です”ここが国道の末端ほら、ちゃんとアスファルトに境目が入っている
白線が消えているでしょ。
国道はここまでだったんです。
でも、その先に続く道路との違いがよくわからないデスネ♪
いや、これからわかってくるんですよ。きっとね。
林道接続部で振り返るここが、国道の入り口でもあるから、標識が立っているのは良いのだが・・・。
また、一言。
”きっとここまでこれないよ。大型車が冠山峠越えては…”
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