★特別企画★(あの幻がもう一度見たい・・・自転車に乗っていこう!・・・時には引き返すのもダ・イ・ジ)
国道121号線 大峠凾嶺越
《大峠隧道》
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やっと念願が叶った。思えば峠と旅というホームページやそのほかの道路系のホームページをネットサーフィンをしていた毎日で車でどこかに行きたいと常々考えるようになった日のこと。地図を見てあるいはホームページなどを見ていて一番行きたいとまず考えたのがこの大峠旧道である。しかし先に書いたとおりこのトンネルへの道は険しくいとも簡単には僕をこの地へと導くことはなかった。僕にとってはある意味、『幻』なのである。 |
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ポータルは今では修繕工事の影響でかつての美しさは失ってしまっているようである。といってもかつてがどのくらい美しかったか知る術もないが、ピラスター、要石、迫石等を配したデザインであったようだ。一応その面影を見ることが出来る。 |
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大峠隧道は福島側坑口のすぐ近くの所で内部にクラックが発生していた。修繕工事した吹きつけと鉄筋が見えてしまっている。常に水が垂れていて、またここから土砂が我出ようとばかりにたまっていた。 |
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威厳あるポータルの福島側と比べると山形側はぽっかりと口を開けているという感じである。 |
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山形側はトンネルを出るとすぐに左の直角カーブになっていたようだ。真っ正面は崖である。現道時代を知らないが、ここから未舗装路になっていた。トンネル手前はT字路と言うこともできる。左方面は山形方面であるが右には林道が分岐して上っている。写真に写っているのは県境標識である。 |
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未舗装路がしばらく続いている。しかしガードレールも何もない。現道時代からそうであったのであろうか。右下方向に下る鉱山用道路が見えている。この写真で中央付近で分岐がある。 |
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山を下る鉱山用道路。この道はまだ生きている。おそらく隧道を越えることが出来るのも、この道路への通行を確保するためと考えることもできると思う。 |
この先は放棄され荒れるに任せる状況が約5kmほど続く。写真で見ると右上方向に上がる道があるがそれは鉱山用道路(廃道)であり、国道121号線自体は同じレベルで右の方に続く。一見道が右上に見えているように感じてしまうが... |
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■ここは『大峠隧道』■
Copyright (C) 2000,2001 H.Yamashita
2001/01/04 作成