★特別企画★(あの幻がもう一度見たい・・・自転車に乗っていこう!・・・時には引き返すのもダ・イ・ジ)

国道121号線 大峠凾嶺越
《山形側旧道その2》

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国道121号 大峠山形側旧道の略図




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段々と離合所の少ない道路となってきた。この付近では乗用車同士でもきついであろう。それよりガードレールもない。この先さらに幅員が狭くなるようだ。


左の先の部分。ミラーは立っているが相変わらず狭い。
一応、山形側も大猿倉沢橋までは現道であるために通行を考慮しているが、それであってもたまに通る林業関係者のみであり、道路上には木の枝等が散らばっている。


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路肩崩落現場。ここは通行に支障がないためか、トラ柵とロープでガードしているのみ。路肩を覗けばいつ崩れるかという所。通行に支障がないから、復旧は当分先であろう。福島側でも同じような崩落箇所があったが復旧まで4年以上はたっていた。

この付近まで谷の底の方でうねうねくねくね、していたが、この先で雄大なヘアピンを描いて、一気に中腹レベルまで上っていく。
心なしか展望が開けないのも、谷の下の方だからである。ヘアピンというよりはΩカーブを2回描くと言った方が適当であろうか?【105】【106】地点の中間付近。




一度、進行方向が逆になる。そして一気に駈け上る。少し視界が開けてきた様子がおわかりいただけるだろうか。


大猿倉沢橋まではV字谷であっても、その傾斜が緩いためにそれほどの恐怖感を得ないですむ。


上の画像の付近で、谷底をみたら今まで来た道がはるか底に見えた。【106】


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Ωカーブを2回おえて進行方向が峠を向いたら、国道標識がおもむろに立つ。上下方向に立っている。右隅に棒だけ見える。

ぜひ、たーせる号と記念写真を撮りたい。といってもいつかなうことやら。【107】


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国道標識付近で振り返る。山形方面の国道標識は草木に覆われてしまっている。【107】


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ここも災害復旧工事現場。きちんと路肩が復旧されている。ただ、アスファルトがなんとも痛々しい。


ここの場所は平成10年災害の時のようだ。
傍らに杭が立つ。


傾斜が緩やかなになってきた。【108】


路傍には送電線の巡視路を示す道しるべ。東北幹線と言う名からしても大峠越えをしている送電線は重要路のようだ。


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この付近から谷下を見ると、八谷鉱業所が開けている。【108】


ここもつい最近の復旧工事現場であろう。
ガードレールがついている。なければ、谷底まで見晴らしがよいだろうに。


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送電線「東北幹線」。たしかに電圧が高くて重要そうな送電線。




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大猿倉沢までは、斜面の角度が緩い。山肌に沿って道は進む。恐くはない道路。


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勾配も急ではない。ただうねうねくねくね。もとが馬車道であるためだろうか。




飯豊幹線という送電線も新たに加わる。大峠ルートは2つの幹線が通る。


またもや水準点。【109】


この付近より谷側に杉が生え、眺望きかず鬱蒼としてくる。【109】


広くもなく狭くもなく。かろうじて乗用車同士ですれ違える程度。実はこの付近までは路肩の草などがきちんと刈られていた。


しかし、そのうち路肩の草が道路に浸食を始め、ただでさえ狭い道路がよけいに狭くなる。おまけに見通しも悪い。ミラーはあるところにはあるのだが、無いところにはない。


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路面が荒れてきた。路肩を浸食する草といい、俄然旧道の匂いが濃くなる。


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路面のあれが一段と激しい。しかもここはガードレールがない。復旧現場で路肩より容易に想像がつく。基本的には1車線路なので、ときたま現れる待避所にはきちんと待避所の標識が立つ。


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2001/07/20 作成