惜別企画! 都道32号線(秋川街道)
小峰峠旧道でドライブ♪
《さようなら 秋川街道に残った難所》
↓ 「大げさなぁ・・・。」と思った方は次の画像をご覧下さい ↓
今までも何回も通った道であるせいか、いざ通れなくなると聞くと、妙に寂しい思いがわいてくる。自動車の運転免許を取ったばかりのころに、その頃うちにあった古い軽自動車を乗り回していたときにも来たことがある。路線バスで越えたこともある。なかなか僕としては特異なところとして好んでいたような気がする。しかしそれももう過去の話し。旧道と新道というコンテンツがらみで二、三度カメラを片手に来たことがあるが、それっきりのように思う。そしてお別れにやってきた。新道が開通する直前の様子をドライブ編としてまとめてみた。
小峰峠旧道をドライブしたような気分になってくれれば幸せである(その割には非常に画像が貧弱であるが、旧道と新道の小峰峠コンテンツも併せてご覧頂ければよりわかるのではないだろうか)。
なお、撮影区間は五日市側旧道分岐から八王子方面に進み、そのまま小峰峠を越えて八王子側旧道分岐点でUターンして、また小峰隧道まで、となっている。
それでは、スタート。 |
道幅も大して変わらないS字カーブにやってきた武蔵五日市駅行きここを通り抜けるのに必要なのは気合いのみ!??
平成14年2月7日。新道開通4日前。まだいつもと変わらぬ光景が繰り広げられていた。沿道にはいたるところに、新道開通のお知らせ看板が立っていて、「新道開通後は旧道は閉鎖される」と注釈が付いていた。新トンネルでは最後のチェックに余念がない。 |
開通を待つ新小峰トンネル新道は良くあるようにネックの小峰峠区間を直接トンネルでパスした感じとなっている。
都道32号線はこの新トンネルの開通により遜色のない道路となる。
なお、まだあきる野側のごく一部区間で狭隘区間が残っており、そこの改良はまだ先のことであろう。
それでは、惜別! 小峰峠旧道ドライブに向けてアクセルをふかそう!
撮影時点では道なりであるが、いずれ旧道となり、
通れなくなる小峰峠への道は左に折れている形である。
左に曲がったあと勾配がいくらかきつくなり、ブラインドカーブを繰り返しながら
小峰隧道の直前まで上っていく。そして、直前まで来たらヘアピンカーブでより
一段と高度を稼ぎ、かなりきつい右カーブを曲がれば、小峰隧道である。
旧道へ左折した直後電柱の影に、小峰隧道に関する高さ制限標識がある。
でも、電柱の影にあってもしょうがないと思うが・・・。
ぐ〜と大きく右カーブをしたあとに小刻みなブラインドカーブを繰り返す。
この区間では法面、舗装面ともにきれいに整備されていたまた、車両通行帯の幅も広い。
また、この整備されていた区間は街灯もついていたところが突然、道が格段に悪くなる。
もしかしたら、新道計画に変更でもあったのだろうか。
センターラインもかろうじてあり、そこそこの幅員は保っているのだが・・・整備されていた道路であるが、突然凸凹のある貧相な路面となる。
また、法面も路肩もそのままだ。この付近では不法投棄禁止の看板と、
アクリルで出来た警察官の等身大の看板がある。
奥の所で左カーブをし、勾配がきつくなる。
このあとは坂を上って右カーブを行けば、小峰隧道だ。
小峰隧道に近づいてきた画像の左にある小さな看板は「バス路線」と書かれているものである。
ちょっと狭くなってきたけど、まだまだセンターラインがある広さ。
これが小峰隧道を抜けて八王子市側になると、道幅が半分ぐらいになってしまう。
乗用車との離合はギリギリである。そのためにここに立てておいたのだろうか。
突き当たりの右カーブを曲がっていると・・・
この先 80m高さ制限の標識とおまわりさんの写真が出迎える小峰隧道まであとわずか。
ガードレールは汚れ、ボコボコである。
右カーブを終え、軽い左カーブを曲がれば、小峰隧道。
昼なおうす暗い。そして煉瓦造りのトンネルも湿り気を帯び、
黒ずみなんとも不気味な雰囲気である。
(画像右手のタオルはダッシュボードにおいてあったものが写ったものです)
小峰隧道あきる野側坑口トンネルを今抜けるトンネルを抜けると小峰峠という標識が立っている。
ただそれだけだ。バス停もあるが乗降はあるのだろうか?
進行右手には何かの資材置き場(ゴミ処分場?)のようなものがある。
小峰峠バス停を通過進行右手の資材置き場のようなものが雰囲気を悪いものにする。
道は下りに転ずる幅員は変わらない。乗用車どうしでも思わずブレーキをかけてしまう。
S字カーブが連続する見えている看板は、不法投棄禁止に関する物である。
左カーブ後直線となり、進行右手の谷に視界が広がる新道の街灯や、信号機が見える。
結局、この沿道には何もない。
この先を左カーブしたあとヘアピンカーブをしてもう終わりであるヘアピンカーブ 右に大きくカーブするセンターラインが見えてきたら旧道区間は終了この付近でバリケードされるのであろう。
というわけで、Uターンしてまた五日市側に戻ることにしよう。旧道分岐点ですぴんた〜ん! なんてできないよ・・・。
適当な路地に迷い込んで気が付いたら都道に戻ることで転回完了。
また、小峰峠へ向けてアクセルをふかす。
旧道に入った直後センターラインは消えて、大型車通行止め標識と、
この先に高さの小さいトンネルがあって転回できない旨
書いた、大型車向けの看板が出迎える。
ヘアピンカーブを終えたあと。進行左手には竹藪が広がるここは東京都八王子市最初のうちは直線路で構成されているがトンネルに近づくに連れて、
勾配がきつくなり、またS字カーブの連続する道となる。
※この画像は2月4日に歩きながら撮った画像です進行左手に視界が広がるところからの景色※この画像は2月4日に歩きながら撮った画像です谷向こうに配電線が通っている。
画像中央付近の平坦なところが、
小峰隧道手前の資材置き場のような所である。
うっそ〜ん、いや〜ん♪。バスよ! バス!バスがでてきてさぁ大変!
マジ?マジ?ねぇマジなの?どぉ〜しよぉ〜・・・。たーせる号ピンチ!たーせる号は氷点下30度以下のシベリア寒気団により急速冷凍。
たーせる号・・・、固まっております。ビックリしております。焦っております。S字カーブ連続区間バスは道幅一杯に気合いで駈け上る。
進行左手に資材置き場みたいのが見えてきたら、小峰峠だ前方には鉄塔が見えている。隧道はもう少し先(100mぐらい)である。
小峰隧道八王子側坑口やっと隧道まで到着。
八王子側から上った場合五日市側は
道が広いからちょっとだけほっと一息。
あとはいっしょなんで省略!
(えぇ加減やなぁ・・・。すでに分岐点からここまでも一緒と思うけど)
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