送 電 線 画 像 集
東京都交通局 多摩川送電線


更新 電圧
(推測含)
木柱 コン柱 鉄柱 鉄塔 鋼管 LP碍子
(確認できた分のみ)
2004/11/02 66kV


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東京都交通局の送電線はなんと奥多摩の地にあった

なお、これらは確認できた範囲での推測の場合もあるのでご了承下さい
多摩川第一発電所
氷川発電所
所在 東京都西多摩郡奥多摩町
撮影鉄塔  〃
コメント 道路と谷を挟んだ山深い位置を通るために撮影・接近できる鉄塔は数少ない。
鉄塔の高さはかなり低い。そのため余計に山にとけ込んでしまう。茶色に塗装。
建設年 昭和32年12月




知られているか、知られていないのかは不明だが、東京都交通局は発電事業を行っている電力事業者でもある。奥多摩の方へドライブに行った方は、東京都交通局の発電所の看板を見た方も多いことだろう。

私は地下鉄や都電を動かす事業用電力として発電し、送電線でもって都区内に届けているとずっと思っていた。

が、実は奥多摩の多摩川の地にある発電所は直接、電車を動かす電力ではなかったのだ。これらの電力は東京電力に売電されていると言うこと。

東京都交通局が発電事業を行っているのは明治末期から大正時代は東京市営で配電事業を行っていた名残かもしれない。東京市電などの電力も必要だっただろうが、東京市電気局が東京都交通局に改称されたためのようだ。

この送電線は、小河内ダム直下の多摩川第一発電所の電力を、東京電力氷川発電所に送るための送電線である。



多摩川送電線であるが、ほとんどが道路と谷向こうの山の傾斜を通っている。思いの外、接近したり撮影できる鉄塔が少ない。そんな中、3号鉄塔は巡視路を通り容易に近づくことが出来た。だが、木々に囲まれたわずかな平地に建っているために全体の撮影は不能である。



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山奥のわずかな平地に鉄塔は建っている


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2回線対応の鉄塔 うち1回線のみ使用


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閃絡表示器


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山の上の2号鉄塔

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谷の向こうの4号鉄塔

送電線の隔離をとるために鉄塔の回りの木が伐採されている。
鉄塔は木々に埋もれてしまうほどに低い。


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茶色の塗装が剥がれて始めている

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鉄塔の回りにあった、東京都のマークの杭

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一見、東京電力の巡視路の標柱のようである

しかし、そこには東京都交通局の文字。



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