神奈川県道515号線
《三井相模湖線》
★ CAUTION!! ★ |
通行止めとされている道路です。進入はあくまで自己責任で。 |
さぁ、勇気を振りしぼって |
通行不能区間は、相模湖側千木良の集落のバリケードから名手の集落へと往復した。まずは、千木良から通行不能区間入口までのアプローチである。 |
これでもかとばかりに3枚の全面通行止め看板が立つ。そして、幕式の電光表示板がもう変わることのない表示を出している。 |
ここから200mも走ると頑丈なバリケードが現れて、交通は完全に遮断される。待避所の標識も立っているが、ここは道幅が若干広くなっている箇所だ。 |
この県道は、現道区間(通行困難区間)も含めて待避所についての標識がとても充実している。なお、待避所以外での離合は全く不可能であり、また津久井湖の北岸の高いところにへばりつく道路のため、路肩から崖下までは相当の高さがある。 |
鉄パイプを格子状に組んだ、頑丈なバリケードで道は封鎖される。実は、ここでバリケードがあるのだが、また100mぐらい進んだところで同じバリケードで封鎖されるのである。 |
ついに、道は半分が自然へと還り始める。ところでお気づきのようにこの状態なのだが、人が歩く部分の道幅が確保されているのである。そう、恒常的に通行がなければこういうことにはならない。 |
通行不能区間、すなわち廃道区間というのは距離にして2〜3kmといったところである。 |
右の崖はくずれ放題。恐ろしい状況となっている。そう、佐久間ダム沿いの静岡県道288号線と似たような感じだ。この状況では消滅するのも時間の問題なのであろう。 |
ここは浸食されているとはいえ、現道時代の道幅をよく残している。この様子では現道時代でもその幅員は相当狭かったのだろう。 |
アスファルトが綺麗に出ているが、路面にはコケが生えて、もう通る車のないことを示している。綺麗なままのカーブミラーが哀愁を誘う。 |
この県道は通行止めであるが、完全な廃道ではない。なぜならこの沿道にある送電線鉄塔の巡視に必要だからである!! |
今までの待避所とは全く違う感じで道幅が広がった。そしてそこには道の両脇にコンクリートで出来た土台があるのだ。以前、ここにゲートでもあったのだろうか? |
草木の種が飛んできて、ここに根を下ろしたとき。この道は廃道への道をさらに突き進むのだ。 |
ここもひときわ広くなっている。そして滝がありちょっとした水場のようだ。もしかしたら、現道時代には水をくんだ人もあるのだろうか? |
画像左端の鉄パイプの階段がそれである。 |
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