変な道
Last Update: 2007/ 6/22
[1] 岐阜県・福井県 油坂峠
峠そのものは岐阜県の美濃白鳥と福井県の九頭竜湖を結ぶラインとして有名で、付近の酷道とは違い整備された道路なのだが、私が通ったのはバイパス(白鳥道路)ではなく旧道。私はバスで岐阜側から福井側を目指していたのだが、確か写真のすぐ先が白鳥道路の油坂第3トンネル福井方坑口の真上で、MapFan (1999年の地図)ではここから福井方面が有料道路ではなく一般国道のように書かれている。ところが実際にはスロープはあるものの管理道路になっていてフェンスで閉じられていた。確かにここから一般車が流入したのでは、トンネルを出ようとする有料道路走行車両は非常に危険だ。過去ここが使われていたのだろうか?
[2] 山梨県 中央道談合坂SA付近
中央道の渋滞の名所であるが、現在この付近では6車線化工事が行われていて、その一貫で線形改善のため一部高速道路の付け替えが行われている。私の知る限り高速道路が廃道になる区間があるのは他に関ヶ原付近の1ヵ所だけである。写真で左に見えているカーブの標識は廃道区間で使用されていたもの。
[3] 大阪市此花区・西区 安治川トンネル
JR西九条駅のすぐ下を通る2車線道路を南(環状線の内側)へ向かうと、大きな建物が見える。安治川トンネルという川底を掘ったトンネルで、右側に現在も使用されているエレベータが見えている。人と自転車はエレベータでトンネル坑口へ降りる仕組み。問題は左側で、大きな口を開けている建物は車両用エレベータと思われるが、現在は使用されていないようだ。
実は現在もこの付近で安治川を渡る車の通れる橋はあまりなく、湾岸の国道43号線か、船津橋(中之島の西端)まで回り道しなければならない。どちらもよく混雑する道路である。
[4] 愛媛県 松山ICの東方
最近開通する高速道路は暫定対面通行という所が多いが、当然道路工事などが発生すると交互通行にならざるを得ない。この時には松山道と徳島道と2ヵ所も交互通行区間があった。運が悪いと10分近く赤信号で待たされることになり、当然それによる渋滞が発生すればさらに通過時間は長くなる。右にハザードランプを出した工事車両がいるが、これが赤信号に変わった直後に一般車の最後を走り、交互通行区間の反対側に抜けてから対向車の通行開始となる。
[5] 愛知県 名古屋貨物ターミナル駅
中川区にある名古屋貨物ターミナルは全部高架上にある貨物駅。国道1号線からの取り付け道路もランプウェイになっているが、大型トレーラーがランプを上ると排気ガスと騒音が大きいので、近隣の団地に配慮してシェルターがつけられていた。
[6] 山梨県笛吹市付近の国道137号
御坂峠を下って石和・甲府方面に向かうと長い下り坂が続く。過去ここで大型トラックのブレーキが効かなくなり暴走事故を起こしたことから、箱根ターンパイクなどにもある緊急待避路が設けられている。が右下をよく見ると。「2つもエスケープゾーン?」と思ったら、
ここはただ単にバイパスの工事中だった。写真は2002年撮影なので今はもう開通しているかも知れない。
[7] 兵庫県宍粟市 旧山崎町街
道路ではないのだが、路面表示をみてもらうと変形交差点なのが分かると思う。カーブミラーを立てるのに、角に無理やり首だけ振って役にたたないケースが多いのに、ちゃんと一番いい場所にミラーがくるように上から吊っている。これこそ本当に役にたつ安全設備ではなかろうか。
[8] 大阪市港区 阪神高速大阪港線朝潮橋PA
朝潮橋PAは都市高速のPAなので小規模なのだが、問題は入口の進入禁止がまったく目立たないこと。最近高速道路等の逆走車が事故を起こすケースが多いが、こういうケースを見るともう少し気を使ってほしい部分もあると思う。
[9] 岡山市 r21
r21(確か旧R2)と宇野線が交差していた部分は以前道路が下を通っていたのだが、鉄道の高架化により、地下道が埋め戻されて平面化された。交通の円滑を図るためにはこういうことも必要なのである。