風情のある上街道(R169号線) 窮道 南区間
天理市街で一旦途切れた街道だが、天理市乙木町で忽然とあらわれる。
まわりは畑作地らしい。ここは r51 天理環状線になるのだが、どう見ても主要道には見えない。詳しくは別のレポートを御覧頂きたい。
北方向をむいても道は続いていない。農地区画整理が行われたらしい。
R169 と交差する。この先 R169 の西側をずっと辿ることになる。
(逆方向から撮影)
やがて街道は柳本の集落を抜ける。色あせた徐行標識が立っている。
(逆方向から撮影)
北区間と同様、大きな川が少ないためため池があちこちに点在する。
踏切の音が聞こえたので、少し右(西)にそれるとJR巻向駅があった。それでもこの区間は30分間隔で電車が通っている。
巻向駅のすぐ先で、JR桜井線と国道169号線とそれぞれ交差し、旧街道はこの区間で分断されている。面倒でも国道の跨線橋を経由して戻って来なければならない。
歴史街道の石碑も立つが、その後ろの線路脇には明らかに踏み跡がある。徒歩で訪れる方は危険なのでかならず橋を渡っていただきたい。
すぐに箸墓古墳の横を通り抜ける。
集落に入ればゴールはすぐそこ。
R169 に合流する。この先 R169 は桜井市街、安部文殊院から明日香方面へ繋がる r15 となる。
左に見えているのは大神神社の鳥居。