広狭が極端なローカル県道 奈良r181 遅瀬西波多線
取材:2005年7月
奈良県道181号線は、山添村遅瀬…というより、R25五月橋付近を起点に西へ進み、r80にぶつかる村内完結東西筋の県道である。終点はr80交点だが、実質的には R25 非名阪のすぐ北側を併走しているような路線である。レポートは終点側から行う。
奈良r80を三重県方向へ走行しているとこの場所になる。左折が県道181号。大西というのは名阪国道山添ICを越えた先の村役場があるあたりの字名のようだ。
あいさつ代わりにいきなり1.0車線でヘキサが出迎えてくれるとは思わなかった。ヘキサがなければ私道かいなと思うような道である。
集落の中は民家と茶畑を縫って進む。
手元の地図(SuperMapple)には載っていないが、進行方向右手から別の道が近づいてきた。どうみてもガードレールすらないこちらよりあっちの道の方がまともそうである。
さっきの道と合流。県道は橋を渡って左手に進む。以後この川の流れとお付き合いが続くことになる。
やっぱりガードレールも路側帯線もありません。密林の中に入ってもそれは同じ…。
突如やたら広い交差点(T字路)に出た。真ん中に r181 のヘキサがいるが、どっちが 181 なのか補助標識をつけないと意味がない! 正解は左。
分かりにくいが、r276 が交差している。右に行く道は山添IC方面へ。左は月ヶ瀬方面へ。r181 は道なりに右にカーブしている。
2車線区間はあっけなく終わり。ここからは路面が悪いので要注意。
写真ではこれでも明るく見えるが鬱蒼とした林の中をいく。交通量も少ない。
狭路区間が終わると川まで護岸整備で様相を変える。ここからの集落内はまともな道である。
集落の終わりからはかなりな急坂を下る。目の前に見えているのは名阪国道新五月橋である。
下り切ったところで R25 とぶつかって終点。交通量が少ないとはいえ見通しの悪い交差点だ。正面の赤い橋は r785 である。