つぎはぎで形だけ主要道 奈良・京都r47 天理加茂木津線
2004年11月 調査走行
(1) 旧:天理月瀬線区間(福住−日笠)
名阪国道福住ICから山添方面へ非名阪を走ること1km弱、r47 の起点である。
実は、福住IC方面からくると、道なりが r47 で、天下の2桁国道 R25 は…
しょぼい山道の上に取材当日は通行止めで、えらい遠回りな迂回路が書いてある。明らかに県道以下の扱いである。
天理市山田地区をいく r47 は快走路で、どうみても福住地区の R25 とは比べ物にならない。交通量もそれほど多くない。
もちろん、最初から最後までそんな道ならこのコーナーで取り上げるはずはない。分かりにくいのがこの地点。センターラインの補助線は右折方向に引かれているが、県道は直進でいきなり集落内の1.3車線道へ。ちなみに右折すると R369 である。
集落を抜けるとR369戸ヶ坂トンネル北坑口のそばに出る。
(写真は逆方向を見て撮影)
R369 にタッチするようにして県道は左折する。
民家の軒先に立つヘキサ。これが r47 の普段着の姿であろう。
特に盛り上がり(?)もないまま峠に到着。峠であることは地形だけが物語っている。
杣の川側はだいたい1.5車線あったのだが、横田側は1.0車線で小さいコーナーが多く、走りにくい。
農耕車注意の看板が出てくると集落に降りてきた印で、険道区間はひとまず終了。
途中の信号のない交差点で右折する。実は左折すると一台峠より走りやすい峠を越えて天理市山田地区へショートカットできるため、この峠道は交通量があまりない。
田原交差点で r80 とぶつかる。r47 は右折(名張方面)して重複区間に入る。
重複区間にヘキサが。あれ? 通例だと r47 の標識のはずなんですが、無視されてますねぇ。そういえばこの区間は何度も走っているのに全然気づかなかった。ま、道路の実態に合っているという話もあります。(大阪r15のレポートで r702重複区間の標識と比べてどっちが親切かと言われると難しい…)。
r47 が分岐する手前に、全然別物のr183(日笠東金坊線)、さらに市道が分岐するので車でナビをお使いの方は間違えないように。
左が r47 である。右は r80 で水間峠への上りにかかっている。