大阪r15八尾茨木線ただいま工事で消滅中
2006年9月 調査(徒歩)
近鉄奈良線の連続立体化工事により、河内花園駅前が変貌をとげつつある。2006年現在まだ工事をしている最中であるが、その様子をお届けしよう。なお短い区間なので電車で駅を降りて徒歩で取材している。
電車を降りる。日曜ののんびりとした昼下がりである。
相対式ホームに木製の長いベンチ。ちょっと前の近鉄の地上駅の典型的な構造。
ホームから大阪方向を見たところ。急行電車が通り過ぎてさっそく自転車が横断している。建設中の高架橋の後ろに見えているのは隣の若江岩田駅前の再開発ビル。この花園駅前にも同様に再開発ビルが建設されることになっている。
これが腐道の踏切。左が八尾市方向。
南(八尾市方向)は特段変化は見られない。
が、北側はさっぱりしてしまっている。見比べる方はどうぞ
工事現場の柵の上に手を伸ばして撮影。向こう側に腐道の続きが見える。
ちょうど地元の方が秋祭りの準備をされていた。ひょっとすると最初に行ったあの神社だろうか?
すぐに腐道と合流。アーケードが切り取られているのは哀愁ただよう風景だ。
ちょうど昼下がりの人通りの鈍い時間なので閑散としていた。再開発ビルが建ったらこのあたりの商店はどうするのだろうか。それでも市街地再開発組合のちらしによれば無事移転対象の全戸と無事に補償交渉がまとまったとか。
一方、腐道の西側のもとからある都市計画道路沿いには、立ち退き移転になった後仮設で営業を続ける店がいくつか立ち並んでいる。
さて、腐道の将来像なのだが、下に載せた再開発組合のWebページに完成予想図が出ている。もともと道路があった場所は完全に再開発ビルに取り込まれてしまうので、どこかと換地しているのではないかと思うが、府道については一切触れられていないためどうなるのかは他所者には分からない。常識的に考えれば西側の都市計画道が府道に昇格し、腐道区間が消えるのだと思うが…。
参考:河内花園駅前地区市街地再開発組合