ハイパワー補助標識


路標識の上下関係には暗黙のルールがあるようです。ほとんどの場合、最高速
度の標識が一番上にあります。私の経験から、規制標識の上下関係をまとめてみま
した。

1・最高速度、2・はみ出し禁止、3・Uターン禁止、4・駐停車禁止、5・駐車禁止

こんな感じでしょうか。
しかし、標識界にはこれらの規制標識の上に設置され、すべてをチャラにしてしまう
という最強のスーツがあります。これです。

補助標識の分際で(という言い方は非常に失礼か)堂々と最上部に君臨し、下の本標
識がいくつあろうとすべてなかったことにしてしまう・・・
#ドライバーにとって解除標識は走りやすさへの入口ですし、警察にとっては取り締ま
#りのためのエサでもあります。規制は緩和されればよいというものではありませんね。

ところで、解除標識の中にはこのような亜種があります。

これを見ると、解除標識は「赤線が左上から右下は禁止を示す」に対向したデザイン
になっているのでは、と私は勝手に想像しています。

さて、最近になってよく見るのがこれです。

昔は駐車禁止の解除にはほとんど [←−] が用いられてきましたが、上のように設置
されることが多くなったように思います。解除標識の利点というか、用いられる理由
として「すばやく認識できる」というのがあるそうです。
標識が見やすくなるというのはドライバーにとって歓迎すべき事です。

国道37号線の静狩峠を下って長万部の直線区間手前にあるはみ出し禁止解除の標識
は一回り大きく、「お待たせしました。さぁ、どうぞ」という雰囲気で、特に気に入
っています。(その先にオービスがあるのですが・・・)


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