白鳥大橋開通特集

まさに「霧に走る」だった白鳥大橋


東日本最大の吊り橋「白鳥大橋」が平成10年6月13日に開通しました。
この橋の開通によって室蘭地域の交通流動が大きく変化すると思われます。

まず地図で場所をご覧ください。室蘭港を大きくまたぐようにかけられました。

当日は雨&霧でしたので非常に画質が悪くなっています。
一部別の日に撮影した写真も含まれています。ご了承ください。

祝津展望台から

白鳥大橋を含む道路は自動車専用道路
「白鳥新道」として、整備されています。

自専道なので駐停禁、緑看板もあります。
速度標識はダイオード式(当日は60)。

橋の手前は防風壁が続きます。
道路は片側1車線。

塔の高さは予想以上。

橋の中央付近。

天気が悪いのでレンズに水滴がついて
しまいました。

祝津出口。

自動車専用道なので緑看板です。
白鳥新道はここまで。

ランプは大きく回る回る造り。
これで高低差を実感していただけるで
しょうか?

本線は室蘭駅のほうまで続く予定です。

室蘭の交通について

さて、室蘭市は室蘭地区(室蘭駅周辺)と東室蘭地区(東室蘭駅周辺)に別れて発展し、
計画当時は室蘭地区が鉄鋼業などの隆盛により大きく発展し交通流動も室蘭地区を中心
としたものでした。ところが、鉄鋼業、重工業の衰退・地理的不便さで東室蘭地区に人
口が集中し始め現在では中心が移ってしまった感じです。

自動車の流量については今でも多く大橋開通までは国道36号線・37号線交差点に集中す
る格好になり、室蘭新道(自動車専用道路)の建設をもってスムーズな流動が得られれ
ている状態でした。
大橋の開通によって西側(伊達方面)から室蘭地区へは東室蘭地区の経由をしなくてよ
くなり混雑が解消されると考えられます。

実際の朝の風景は未確認ですが、開通当日の交通を考えると、祝津ランプで相当の渋滞
が発生すると予想され、祝津ランプから室蘭駅までの道道も片側1車線で線形もきつく
室蘭新道の交通量を大幅に減らす要素にはならないと思われます。

白鳥大橋と室蘭新道は今後直結される予定でそれまでは特に大きく変化のないものと予
想されます。室蘭市の人口も減少しており他の大橋有効活用を考える必要がありそうで
す。


ひょーしきトピック